66歳男性 座っているとお尻に痛みが出てくる

◆ 66歳 男性 半田市 無職

◆ 2019年1月 来院

◆ 症状

3週間くらい前から、右臀部に痛み、右大腿部の裏にシビレ、右下腿に痛みが出てきた。
しばらく座っていたり、立ち座り、歩き、階段などの動作で痛みが強く出る。
いわゆる坐骨神経痛の症状と思われる。
その他に、腰痛、肩こりも訴える。

テニスやゴルフが趣味だが、痛みが出てからは行えない状態。
接骨院に通っていたが、改善しないため、知人の紹介で来院。

◆ 施術内容と経過

・初回
検査をすると、左の背中の膨隆、右骨盤の上方変異が見られる。
左足の方が長く、右足に重心があると思われる。
前屈で、右臀部から太もも、ふくらはぎに張りや痛みが出る。
内蔵は、心臓、肝臓、胃腸に反応がみられた。

うつ伏せでの圧痛検査では、ふくらはぎ、僧帽筋に強い反応がある。
背骨の調整を行うことで、これらの圧痛を緩和させた。
その後、体のバランスに合わせて、脚・骨盤周りなどの筋肉の調整を行った。

施術後は、少し楽になった。

・2回目(3日後)
少し変化はしているものの、右臀部から太ももにかけての痛みがある。

坐骨神経痛に特化した施術を行う。
足首、下腿、大腿部、股関節、坐骨などの骨の変形を矯正した。
心臓・肝臓・胃腸の調整、骨盤矯正を行い、終了。

少し楽になった様子。

・3回目(4日後)
前回の施術後、かなり楽になった。
最初の痛みを10とすると3くらいになったという。

体のネジレの調整、心臓調整、腹部調整、坐骨矯正、肩甲骨の調整を行った。
施術後は、楽になった。

・4回目(11日後)

臀部から太ももの痛みは、ほぼ無くなった。
腰のダルさと右足の親指に少しシビレを感じる。

筋肉の調整、坐骨・股関節などの骨の調整、肩甲骨の調整を行った。
施術後は、楽になった。
そろそろテニスをやりたいという希望があったので、少しずつ再開することを勧めた。
◆ まとめ

坐骨神経痛は、股関節、坐骨などの変形が、強く影響していることが多い。
この方も、股関節周囲が固い印象があった。

足首など末端から柔軟性を出していくとともに、
股関節周囲の可動性を高めることができたので、比較的、順調に改善がみられた。

長谷川自然療法院